血を補う意外な食材
「同類相補」
中医学では「色や形が似ている物はそれを補う」という『同類相補』という考えがあります。
「似類補類」などとも言う。
今問題になっている熊ですが、熊の胆(くまのい)が食欲不振など消化器系の不調に良いとされているのも同類相補ですね。
また形が似ている物ではクルミは脳に良いとされています。
この考えの元、血を補うには
赤い食べ物、黒い食べ物
が良いと考えられています。
赤い食べ物・・・ナツメ、クコの実、トマト、梅干し など
黒い食べ物・・・黒豆、黒ゴマ、ひじき、わかめ、きくらげなど
ただし血は簡単には増えません。
日々の積み重ねが大切です。
自分の身体に必要なものは自然と欲しくなったり、食べるとおいしいと感じたりするものです。
トマトなどは身体を冷やす作用もあるのでその時自分の身体が欲するものを摂ってくださいね♪
中医学、薬膳、東洋医学などと言うと敷居が高く感じてしまうかもしれませんが身近な食材で手軽に取り入れられるのでお試しください◎
私個人の話ですが、ひどい本血状態でフラフラな時に自販機に並ぶトマトジュースがぱっと目に留まりました。普段トマトジュースをよく飲むわけではないので本能が求めたのだと思います。
飲んだらやはり「補われたー」という感覚になりました♪
※もちろん、ひどい貧血を抱えている方はお医者さんに相談してください。
ご自身でできる養生を試してみてください(^-^)
この記事を書いた人
慶kei鍼灸院院長:松田慶子/国家資格:鍼灸師免許取得
免許取得前は整体師として身体に携わる仕事に従事。
免許取得後は仙台市内の鍼灸整骨院にて年間2,000件ほどの施術を行っています。