カテゴリー: コラム

  • 生理痛、月経不順、更年期障害などの婦人科疾患に『三陰交』

    生理痛、月経不順、更年期障害などの婦人科疾患に『三陰交』

    生理痛、月経不順、更年期障害などの婦人科疾患

    生理痛などにお悩みの女性は多いと思います。
    毎月不快な症状に悩まされるのは辛いですよね。。。
    そんな辛い症状を抱える方におすすめなのが

    『三陰交』

    というツボです。

    三陰交とは

    「脾経」という経絡に属するツボですが、ここで「肝経」と「腎経」という経絡も交わります。
    経絡には陰経と陽経があるのですが、脾、肝、腎とも陰経なので、三つの陰の経絡が交わるという意味のツボになります。

    三つの経絡が交わるということはこのツボ一つで三つの経絡にアプローチできるという事です◎
    この三つの陰の経絡は生殖器や泌尿器などを巡る経路で、生理や妊娠、出産、泌尿器系や生殖器系の疾患に非常に重要な経絡となります。

    その中でも三陰交は子宮に通じるツボであり

    • 血の巡りを改善する作用
    • 女性ホルモンのバランスを整えたり、増やしたりする作用

    があり、婦人科疾患には欠かせないツボです。
    おすすめのセルフケアは、三陰交へのお灸です。
    三陰交を温めることで子宮への血流を促し子宮の状態を改善する効果が期待できます♪

    生理痛などは血の不足や於血と呼ばれるドロドロ血液など「血」の状態の悪さが原因になっていることが多いので子宮への血流を改善することは必須となります。

    また女性ホルモンは卵巣から分泌され子宮で作用するので子宮の状態が悪ければ女性ホルモンも十分に作用できなくなってしまうので子宮を良い状態に保つことは重要です。

    とは言え、お一人お一人色んな原因や症状がありますので、セルフケアに加えプロの手で全身の調整をしていただきたいなと思います。

    女性鍼灸師に相談してみませんか?
    鍼灸治療で出来ることがあります(^-^)

  • 立冬(冬の過ごし方)

    立冬(冬の過ごし方)

    立冬は冬の始まり。

    11/7(木)は立冬です。
    立冬は冬の始まりを表し、大体決まって11/7か11/8になるそうです。(wikipediaより)
    11/7の一日だけを指すのではなく、2024年だと11/21までの15日間が立冬になり、立春までが暦上の「冬」となります。

    近年は気候が暖かくなり季節感が分かりにくくなっていますが、こたつやストーブなどを出し冬支度をする目安の時期となります。(こたつ開きとも言われるそうです)

    最近はこたつを使わないお宅も多いようですが、我が家はこたつが必需品なので毎年必ず出します♪
    今日から気温が下がる予報だったので昨日出しました(^^♪

    陰の気

    これから冬至に向け「陰」のパワーが増していきます。
    冬の養生で大切なことは、春にしっかり活動開始できるように体内の「陽」の気を温存する事です。

    過度な運動で汗をかいたり、エネルギーを消耗させるような事は控えて、身体を温め体内の「陽」を温存しながら過ごしてください。

    これから日が昇るのが遅くなり、日が沈むのは早くなります。
    なるべく「陰」の気に身体をさらさないように、冬の養生は

    「早寝遅起き」

    がおすすめです◎

    冬の臓腑は「腎」

    冬は五臓でいうと「腎」の季節です。
    腎は生命の源である「精」を蔵していて、人間の成長や生殖、老化などに関係しています。

    腎が主るものに髪、耳、歯、骨、腰、脳、水分腎が主るものに髪、耳、歯、骨、腰、脳、水分代謝などがあり、腎が衰えると髪が抜ける、白髪、歯が抜け落ちる、骨がもろくなる、足腰が弱る、認知機能の低下、尿のトラブルなどいわゆる加齢に伴う症状が起きやすくなります。

    腎を補う

    腎を補うには「黒い」食べ物、「鹹味(塩辛い)」食べ物が良いとされています。

    黒豆、黒ゴマ、きくらげ、わかめ、昆布、ひじきなど。

    また冬は身体を温める根菜類、体内を乾燥から守る白菜、大根なども良いです。
    基本的に旬の食べ物はその季節の身体に合ったものです。
    冬でもハウス栽培のトマトやキュウリ、フルーツなどが売られていますが食べすぎると身体を冷やしてしまうので食べすぎには注意をしてください。

    ツボ押しやお灸がおすすめ

    寒くなると何もしたくなくなるし、暗くなると早く家に帰りたくなりますよね。
    人間も植物や動物と同じ、自然の摂理の中で生きる生命体の一つです。
    自然に逆らわず、その季節に合わせた養生をしながら生活するのが健康の秘訣です◎

    冬は心も身体も穏やかに、動きを少なくして過ごしましょう(^^♪

  • 梅雨時期の身体の不調に「湿邪」対策を

    梅雨時期の身体の不調に「湿邪」対策を

    全国的に梅雨に入り毎日ジメジメしていて嫌な季節ですね。
    湿度が高くなると人間の身体も湿気による悪影響が出やすくなります。
    東洋医学的には「湿邪(しつじゃ)」といい、梅雨時期から夏にかけて湿邪に侵されやすい季節になります。

    「湿邪(しつじゃ)」とは

    特徴としては
    ■粘滞性⇒ネバネバしていて動きが遅く身体に停滞しやすく、症状が長引きやすい。
    ■重濁性⇒身体の重だるさや排泄物を濁らせる。
    ■身体の下部を侵す
    ■脾胃(消化器)を侵す
    ■関節を侵す
    などがあります。

    上記により身体に出る症状としては
    □頭痛、重苦しさ
    □倦怠感、疲労感
    □むくみ
    □下痢
    □膀胱炎
    □めまい
    □鼻水、痰
    □食欲不振
    □関節の痛み、こわばり
    などが挙げられます。

    対策、養生

    湿邪の対策や養生法としては
    ◆冷たいものの摂りすぎに注意する。(水分補給はこまめに少しづつ)
    ◆適度な運動で汗をかく。
    ◆暑くても湯船に入る。
    ◆甘い食べ物を控える。(砂糖は体内で溶けて湿になります)
    ◆利尿作用のあるきゅうり、トマト、ナスなどの夏野菜を摂る。(食べすぎには注意!身体を冷やします)
    そしてなんといっても
    ◆鍼灸治療を受ける
    もおすすめです!(^^)

    ご自身でもできるケアとして、お灸やお灸が無い場合は指でツボ押しをする事もおすすめです◎
    おすすめのツボは
    ●陰陵泉(いんりょうせん)⇒水分代謝を促す
        ふくらはぎの内側の骨をさすり上げてカーブにぶつかるところ
    ●三陰交(さんいんこう)⇒血流を促し冷えを改善する
        うちくるぶしから指を横において指4本分の高さ
    などがおすすめです♪
    (症状により他にもよいツボはあります)

    湿度が高いときは家の中同様に身体の中も除湿が必要です!
    憂鬱な梅雨時期ですが湿気に負けずに元気に乗り切りましょう(^^♪

  • 紫外線対策にも美容鍼がおすすめです◎

    紫外線対策にも美容鍼がおすすめです◎

    間もなくGWに入りお出かけになる方も多いと思います。
    5月くらいから紫外線量が増えてくるので紫外線対策が必要になります。

    紫外線の肌への主な影響は
    ・日焼け・シミ・乾燥・シワ
    が挙げられます。

    波長の長いUV-Aは肌の深層の真皮層に達し、そこで作られているコラーゲンやエラスチンなどを破壊しシワ、たるみの原因となります。
    肌を守るためにメラノサイトが刺激されメラニンが生成し肌が黒くなります。

    波長の短いUV-Bは表皮を刺激し、肌表面に炎症を起こしシミやそばかすの原因となります。

    日焼け後はしっかり保湿する必要がありますが、化粧水などは表皮にしか浸透しません。
    美容鍼は真皮層に届き線維芽細胞を刺激しコラーゲンやエラスチンの生成を促進させることができるので紫外線でダメージを受けた肌の修復が早まります◎

    鍼により細胞が活性化し新陳代謝が促進されるのでお肌のターンオーバーも正常化し、シミが定着するのを防ぐ効果も期待できます。

    また鍼には鎮静効果もあるので日焼けによる肌の炎症を鎮める効果も期待できます◎

    ターンオーバー

    お肌のターンオーバーは年齢や生活習慣で乱れていきます。
    一般的に20代で28日、30~40代で45日、60代では100日と言われています。
    改善させるには食生活や睡眠などの生活習慣を正すことも必要ですし、美容鍼が効果的と言っても1回や2回の施術で改善することは難しいです。


    日焼け後のケアとしてはもちろんですが日ごろから定期的に美容鍼を受けて、ダメージを受けにくいお肌作りをしていくことが必要だと思います◎

    紫外線による「光老化」は肌の老化の8割を占めると言われています(恐ろしい・・・。)
    対策をしっかりして若々しい肌作りを目指しましょう!!

  • 春の風にご注意ください

    春の風にご注意ください

    東洋医学では全ての物は「木」「火」「土」「金」「水」の5つの要素で分けられる。
    という五行説という考え方があり、春は木の要素になります。

    「五気」

    「風」「暑」「湿」「燥」「寒」に分けられる「五気」というものもあり、これは相応する季節に相応する臓腑を傷めやすい気候の事で、春と同じ木に属するものは「風(ふう)」になります。
    相応する木の臓腑は「肝」になります。

    春一番など、春は風が起こりやすい季節です。
    春の風は冬の陰気を飛ばし、春の陽気を運ぶ役割があり必要なものではありますが「風邪(ふうじゃ)」として人間の身体に入ると悪い影響を起こしてしまいます。

    風邪は「百病の長」

    風邪は百病の長と言われ、こじらせると様々な病を引き起こす前駆要因となります。

    風邪の特徴として
    ・軽くて上昇しやすい
    ・遊走性があり辛い場所が変わりやすい
    ・変化が速い
    があります。

    人体では身体の上の方に症状が出やすく、頭痛・めまい・イライラなどを起こしやすくなります。

    春の臓腑、肝もイライラの影響を受けやすい臓腑なので普段からイライラしやすく肝を消耗している方は風邪の影響も受けやすいかもしれません。

    「風邪(ふうじゃ)」は首の後ろから身体に入る

    「風邪」は首の後ろから身体に入るので、暖かい日でも油断せずに首を守るような服装をされると良いと思います。

    寒い冬から暖かい春に向かうのは喜ばしい事ですが、陰から陽に変わる時はエネルギーが必要です。

    冬の間ため込んでいたものを代謝させたり、冬眠状態から身体を目覚めさせるために苦みのある山菜を食べたり、気を発散させる作用のあるセリ、春菊のような香草を食べると良いとされています。
    また、陽気をしっかり巡らせるために適度な運動も必要です。

    気温の上がり下がりも激しくなる時期ですのでしっかり養生をして上手に春を過ごしましょう♪

    この記事を書いた人

    慶kei鍼灸院院長:松田慶子/国家資格:鍼灸師免許取得

    免許取得前は整体師として身体に携わる仕事に従事。
    免許取得後は仙台市内の鍼灸整骨院にて年間2,000件ほどの施術を行っています。

  • 少しの違和感

    少しの違和感

    当院が入っている建物は築30年くらいで、やはり所々ガタが来ています(^^;
    院内の引き戸がスムーズに開閉せず気にはなっていたのですが
    「これくらいいっか」
    とそのままにしていました。

    しかし段々悪化していき、開閉時の音もうるさくなりさすがに気になってきたので大家さんに伝えて直してもらいました。

    スムーズに開閉するようになり、思っていた以上に快適になりました。
    それと共にガタガタいう引き戸に無意識にストレスを感じていたんだなと思いました。
    我慢しないで早く直してもらえば良かったと思いました。

    そしてこれは人間の身体も一緒だなと思いました。

    ちょっと身体に痛みや違和感を感じても
    「このくらいそのうち治るだろう」
    と放置していませんか?(私はしてしまいます・・・。)

    私は自分の経験的に40歳以上の患者様には
    「40歳を過ぎたらそのうち治るは通用しないですよ」
    と、失礼ながらお伝えしています。
    放っておけばどんどん症状が進み、他の場所にまで影響していきます。
    そして辛さに慣れてしまいます。

    しかし「痛み」は身体にとってストレスになるので慣れて慢性化してくると知らず知らずのうちに自律神経も乱れさせてしまいます(怖い!!)

    少しの違和感を無視せずご自身の大切な身体をきちんと労わってほしいと思っております。

    「もっと早く治してもらえば良かった」

    と、きっと感じるはずです◎

    この記事を書いた人

    慶kei鍼灸院院長:松田慶子/国家資格:鍼灸師免許取得

    免許取得前は整体師として身体に携わる仕事に従事。
    免許取得後は仙台市内の鍼灸整骨院にて年間2,000件ほどの施術を行っています。

  • 冬の土用

    冬の土用

    土用とは

    夏の土用の丑の日は有名ですが、春夏秋冬それぞれの季節に土用があります。
    それぞれの季節の始まりの立春、立夏、立秋、立冬の前日までの18日間が土用となります。
    東洋医学の陰陽五行説では
    「すべての物質は木、火、土、金、水の5つの要素で出来ている」
    という考えの元、春は木、夏は火、秋は金、冬は水の要素があり、それぞれの季節が始まる前の18日間に土の要素があるとされています。

    今は2/4の立春に向けて1/18~2/3までが冬の土用です。

    季節の変わり目であるために体調を崩しやすくなる時でもあります。
    普段特に意識せず気づいたら季節が変わっていたという方の方が多いと思いますが、季節が変わる時、私たちの身体には目に見えない変化についていくために負担がかかっています。

    木火土金水の5つの要素は私たちの身体の臓腑にもあてはめられていて
    「土」は「脾」という消化吸収を主る臓腑が担当しているので胃腸の調子を崩しやすくなります。

    夏の土用は丑の日に「う」のつくものを食べるとよいとされていますが、冬の土用は未の日に「ひ」のつく物や赤い食べ物を食べると良いとされています。

    季節に合った食べ物を食べ、暴飲暴食を避けて健やかに立春を迎えられるようにしましょう◎

    この記事を書いた人

    慶kei鍼灸院院長:松田慶子/国家資格:鍼灸師免許取得

    免許取得前は整体師として身体に携わる仕事に従事。
    免許取得後は仙台市内の鍼灸整骨院にて年間2,000件ほどの施術を行っています。

  • 薄毛対策症例報告

    薄毛対策症例報告

    薄毛対策 症例報告 49歳女性

    私自身のセルフ薄毛対策も4ヶ月が経過しました。
    女性も年齢と共に髪の毛が細くなり薄毛に悩まされる方が多く、私ももれなくその一人です。。
    女性向けの育毛剤やシャンプーもたくさん販売されていますよね。
    子供の頃は髪にボリュームがありすぎて嫌で仕方なかったんですが今ではそんな悩みは懐かしい限りです。ホルモンのパワーは本当に偉大という事ですね。

    さて私のセルフ薄毛対策の経過報告ですが、生え際の産毛が濃くなって来ています!
    目視で自覚はしていましたが同じ角度で写真を撮り見比べてみると割と分かりやすく変化が起きていると思います。

    薬や注射のように劇的に効果を出すことは出来ませんが、副作用がほぼ0と言ってよい鍼治療でここまで成果を出せるのは素晴らしいことだと思います!

    ここ最近当院では薄毛対策でご来院いただく患者様がじわじわと増えており、鍼治療の効果も感じて頂いております。
    ぜひ、遅れを取らないように気になっている方はお試しいただきたいと思っております(^^)

    この記事を書いた人

    慶kei鍼灸院院長:松田慶子/国家資格:鍼灸師免許取得

    免許取得前は整体師として身体に携わる仕事に従事。
    免許取得後は仙台市内の鍼灸整骨院にて年間2,000件ほどの施術を行っています。

  • 私が鍼灸師になった訳

    私が鍼灸師になった訳

    一人娘を育てながら20代後半から飲食店でパートで働いていた私が、なぜ鍼灸師になったのかまとめてみました。

    パートからのキャリア変革

    結婚して子供を産んで専業主婦でいるのもなんだかつまらなくて、求人情報で見かけた飲食店でパートで働いていました。
    それなりにやりがいは感じていたのですが、気づけば10年近くも働き続け自分もあと数年で40歳という大きい壁が近づいて来た時にふと
    「このままずっとこの仕事を続けるのかな」
    と考え始めました。
    その時点でシングルマザーになっていた私はなんだかそれは違う気がすると思いました。
    何か手に職付けたいな、じゃあ何をしたいだろうと考えた時に
    「整体師を目指そう」
    と思いました。
    自分自身頑固な肩こりに悩まされていて整体院(いわゆるもみほぐし)によくお世話になっていたので今度は自分が誰かを癒す側になりたいと思いました。

    困難を乗り越えて整体学校

    好きな時に自由に通える整体学校があり、仕事をしながら休みの日を利用して整体の学校に通うことにしましたが、現実は整体師になりたいという思いはあっても転職する勇気もなく、忙しいを理由に学校も真面目には通わず現状維持に甘んじる日々を送っていました。

    そんな中めまいが起こるようになり、立っていられないほど辛く仕事も休まざるを得ない状態になってしまいました。耳鼻科にも通院しながら2か月ほど休職しましたが改善せずそのまま退職することになりました。
    当時中学生になっていた娘を抱え体調も悪いままの失業はかなりの絶望感でしたが、だからこそ
    「こうしちゃいられない」
    というパワーも沸き、体調の良い日を見計らって整体の学校に真面目に通うことにしました。

    整骨院での仕事と志向の変化

    3ヶ月経ち失業保険も切れ整体の勉強の目途もつき就職活動を始めた時に整骨院での仕事にたどり着きました。
    国家資格を持たない整体師なのでリラクゼーションサロンという選択肢の方がメジャーなのですが私は医業類似行為を行う整骨院での自費メニューを担当する仕事にご縁がありました。

    整骨院に来るのはやはりケガなどをして痛みがある「患者様」
    患者さんたちと接しているうちに「癒したい」から「治したい」に意識が変わり、資格的にも技術的にもこのままでは患者さんたちを救えないと思うようになりました。

    じゃあどうしようとまた考えるようになり、整骨院で活躍する柔道整復師の資格を取ることも考えましたが娘もいる身で3年間専門学校に通うのは無理、と気持ちは動きませんでした。

    鍼灸との出会い

    整骨院で働くようになってからもめまいには悩まされていましたが耳鼻科に何件も行き大きい病院で検査をしても異常なし。
    辛い時は点滴を受けてから仕事に行く日もありました。
    ある時ふと、肩こりで悩む私に「鍼すごくいいよ!」と言っていた何年も前の友人の言葉を思い出し
    「鍼受けてみよう」と近くの鍼灸院に生まれて初めて鍼を受けに行きました。

    鍼を打たれた瞬間、私の中で何かのスイッチが入るのを感じました。
    鍼の響きの心地よさ、滞っていたものが流れる感覚。。
    身体が良くなる感覚はももちろんですが整体師として行き詰っていた事に対しても
    「これだ!」と思い60分の施術が終わる頃には「鍼灸師になる!」
    と心が決まっていました。

    鍼灸師への道

    鍼灸師も国家資格なので3年間専門学校に通うのですが「でも無理」は一切沸かず、すぐに資料請求し何かに導かれるようにバタバタと1週間後には専門学校の入試を受けていました。

    ちょうど娘が高校に入学する年に私も40歳にして専門学校に入学。
    昼間は仕事をしながら夜は学校に通い3年後無事に国家試験に合格し鍼灸師免許を取得。
    市内の鍼灸整骨院にて5年間、延べ10,000件の施術に携わりこの度独立開業をいたしました。

    鍼を受けてからどこに行っても良くならなかっためまいも改善し、鬱々とした気持ちも晴れていき性格も変わっていきました。
    私の身体も心も救ってくれ、人生をも変えてくれた鍼で、今度は私が誰かのお役に立ちたいと思ってこの仕事をしております。

    振り返りと感謝

    あの時めまいが起きなければ
    整骨院で働かなければ
    何年も前の友人の言葉を思い出さなければ
    別の鍼灸院に行っていたら

    一つでも違っていたら鍼灸師になっていなかったかもしれません。
    今では辛かっためまいも含めてすべての出来事に感謝しています。

    最後までお読みいただきありがとうございます(^^)

    この記事を書いた人

    慶kei鍼灸院院長:松田慶子/国家資格:鍼灸師免許取得

    免許取得前は整体師として身体に携わる仕事に従事。
    免許取得後は仙台市内の鍼灸整骨院にて年間2,000件ほどの施術を行っています。

  • 子午流注

    子午流注

    東洋医学には
    「天人合一(てんじんごういつ」という考えがあります。
    人間も自然界の一部であり、季節や気候の変化、時間の流れに応じた養生をして健やかな生活を送りましょうと言う考えが東洋医学の基本にあります。

    子午流注とは

    時間にも意味があり、時間と身体の関係を表したものが子午流注です。
    子午は時間
    流注は流れを意味します。

    24時間を2時間ごとに区切った時間にはそれぞれ十二支と六臓六腑が相応し、特定の時間に特定の臓腑が活発に活動すると考えられています。

    人間も自然の一部なので日の入りと共に身体を休め、日の出と共に目を覚ます生活が理想です。
    便利になった現代では難しい方も多いと思いますが。。。


    睡眠について考える

    子午流注の考えをベースに睡眠についてお話させていただきますと〇時間寝ればOKという訳には行かないのです。何時に深い眠りについているかが大事なのです。

    陰の気が最も高まりこの時間に深い睡眠に就くことで翌朝の活力となります。
    新陳代謝も活発になる時間で成長ホルモンの分泌も行われるのでアンチエイジングにはこの時間の睡眠は欠かせません。
    胆は決断を主るのでこの時間に睡眠を取らないと決断力も鈍くなります。
    中国のことわざで「一度の食事より子の刻の睡眠が大事」と言われています。

    この時間に全身を巡る血が肝に戻り、再びきれいになった血を全身に送り出します。
    この時間に起きていると解毒されない汚れた血が身体を巡り病の原因となります。
    また肝は思考を主るのでこの時間に睡眠を取らないと思考力が低下します。
    丑の刻参りや草木も眠る丑三つ時など怖いイメージがある丑の刻ですが身体にとってはとても大切な時間です。

    上記三つの時間が睡眠には重要な時間と言ってよいと思います。
    三焦は西洋医学的な概念にはない臓腑ですが、胆と肝に関してはそれぞれ胆のうと肝臓と似ているものという解釈で良いと思います。

    同じ8時間睡眠でも23時から7時までの睡眠と、1時から9時の睡眠では身体への影響が変わってきます。
    ぜひ子午流注を意識した生活をしていただきたいと思います。

    この記事を書いた人

    慶kei鍼灸院院長:松田慶子/国家資格:鍼灸師免許取得

    免許取得前は整体師として身体に携わる仕事に従事。
    免許取得後は仙台市内の鍼灸整骨院にて年間2,000件ほどの施術を行っています。